最近は老人を狙った特殊詐欺のかけ子などの逮捕が相次いでいますね。
その大半が20代の若者。
問題の根っこは、取り締まりによって詐欺集団をせん滅することだけではないんだと思いますよ。
本当の根っこは若者の貧困化と格差の拡大でしょう。
若者殺して老人生かす構造になっているのだから、若者は日々文字通り死ぬ思いで生きているわけですね。
そんな状態だから、稼げる仕事があれば非合法であろうとなんだろうと飛びついてしまう。
俺だって、サラリーマンだけの収入じゃあ生きていけないから別の収入源を確保しようと必死なんですよ。だから特殊詐欺に走ってしまう若者の気持ちは理解できるつもり。
それでも詐欺とか非合法な手段は全くやる気しないけどね。
私の場合はひたすら禁欲(サイレントテロ)して米国株を買いまくるという行動に走るわけです。極めて合法的でしょう。
【現状を放置することの懸念事項】
このまま若者を冷遇する社会が継続すれば、詐欺集団がマフィア化してしまいます。
かけ子とか出し子だけを捕まえても、それって表の社会で言えば非正規職員とか、日雇いとかのバイトに相当するわけで。組織としては別に母体に影響のないようにいくらでも切れる存在なわけです。
繰り返すほどに詐欺集団もトカゲの尻尾切りのノウハウもついていくだけでしょうし。
若者vs老人という社会構造が固定されたら、この国ももう終わりかな。
若い人は世の中への復讐と称して子供も産まなくなるし、老人を狙った犯罪は増えるのみ。
若者を冷遇する社会構造からの脱却が急務です。